こうろ周辺には、たくさんのお花見スポットがございます。地元の人しか知らないとっておき情報満載でお届けします。
ぜひ参考になさってください。
見頃の時期はあくまで目安です。その年により前後があります。
上の表は、例えば円山公園の桜が6日の時点で見頃なら、その1週間以内の後には原谷苑の枝垂れ桜が見頃になり、さらにその後には、なからぎの道の紅枝垂れ桜が見頃になる、と言った具合にお考え下さい。
魁・寝覚(ネザメ)・胡蝶・嵐山(ランザン)・虎の尾・平野妹背・御衣黄(ギョイコウ)・松月・手弱女(タオヤメ)・突羽根(つくばね)と言った珍種10種の桜を見ることが出来ます。その他あわせて50種の桜があるそうです。
早咲きから遅咲きまで揃っているので、4月上旬から中旬まで何かしら桜を見ることが出来ます。
境内では飲食禁止。
一角の花見茶屋でのみ可。
個人所有の桜園。春の桜シーズンのみ一般公開されています。特徴は、ほとんどが紅枝垂れ桜であること。
紅枝垂れがこれほど密集しているところは他にありません。4月下旬も黄桜、緑桜、牡丹桜、普賢桜、菊桜などがまだまだ見頃とか。
桜の木は約800本。中立売御門(なかだちうりごもん)付近で「御車返し(みくるまがえし)」と呼ばれる桜は、昔、都の貴人が牛車を戻させて花びらを数え眺めたというエピソードから名付けられたと言われます。御苑は朝早くから入れるので、桜に限らず、御苑自体の雰囲気がお勧めです。
こうろから歩いて行くことも出来ますから是非どうぞ。
御室の桜と呼ばれ、平安時代からの桜の名所。市中より遅咲きで知られます。観音堂の周りに開花する桜はお多福桜と呼ばれ、どれも樹高2メートルほど。品種の特性ではなく、地質によるものだそうです。
城内、清流園・桜園にあまたの桜が植わっている。中には突然変異で生まれた珍しい桜も。その他、普賢象(フゲンゾウ)・関山(カンザン)・手弱女・雨宿(アマヤドリ)・佐野桜・一葉(イチヨウ)・福禄寿・大島桜などの桜がございます。
大極殿の左近の桜は「赤芽山桜」といい、数千本に一本の珍しいもの。神苑の桜はもともと京都の近衛家にあったものを津軽藩主が持ち帰り、平安神宮創建の際に仙台市長から苗木を寄贈されたことから「里帰りの桜」と言われます。
神苑の桜は川端康成や谷崎潤一郎などの文学作品にも度々登場するほど美しく、有名です。少し足を伸ばして南禅寺の桜もどうぞ。
銀閣寺から始まり、長さ約2キロに渡る哲学の道。
哲学の道は、哲学者・西田幾多郎や、田辺元が好んで散策したことから名付けられた。ここの桜は日本画家の橋本関雪のよね夫人が300本の桜を植えたことに始まる。
関雪桜と呼ばれ、現在は約450本。哲学の道南端には熊野若王子神社があり、こちらの裏山の桜花苑も見物。
知恩院は浄土宗の総本山。
見所が沢山あるので桜の時期に限らず賑わいます。八坂神社、円山公園のすぐ近くです。青蓮院も歩いてすぐ。知恩院前の神宮通は平安神宮まで続いています。
円山公園は京都市最大の公園。
回遊式庭園は86641平方メートルの敷地に850本の桜が植えられています。なかでもシンボルの枝垂れ桜(一重白彼岸枝垂れ桜)は見事。
夜間はライトアップもされ、多くの人で賑わいます。飲食を伴う宴会も可で、沢山の屋台が出ています。こうろからは河原町、祇園を通って歩いて行けます。
派手さはありませんが、お寺自体が「北政所ねね」縁の地としてあまりにも有名。30本ほどの桜が観賞できます。中でもねねの名残の桜は姥桜と呼ばれ、江戸時代から高台寺に姥桜ありと言われてきました。
テレビでも毎年紹介される、人気の夜間特別拝観は3月7日から5月5日。(日没から午後九時半)
別途600円。
平安京遷都の際から存在する歴史の古い神社です。枝垂れ桜のある「室町の庭」と「桃山の庭」は地泉回遊式庭園で、源氏物語の庭とも呼ばれます。源氏物語に登場する百種類以上の植物が植えられています。
市の中心部からははずれますが、比較的人の少ない穴場の一つです。
宸殿前の庭にある高さ10メートルの大枝垂れ桜が一番の見所。枝振りは幅30メートルに達する。「毘沙門枝垂れ」の名で親しまれる。
近年、染井吉野と同時期に咲くので、見頃に注意。毎年4月の第2日曜には観桜会が開催されています。野点や琴の演奏で賑わいます。ちなみに今年は創建1300年にあたります。
勝持寺は通称「花の寺」と呼ばれるほど、寺全体が500本の桜で覆われ、その内100本は小さな境内の中に密集しています。
勝持寺は京都の市街地からは離れた静かな大原野にあります。周りには田園風景が広がり、大原野神社も近くです。
勝持寺は当館の「春爛漫・花の京都と筍料理、貸切ハイヤープラン」のコースにも含まれております。
観光のお客様は、見逃しがちかもしれませんが、京都の人々に大変親しまれているのが、鴨川の岸辺です。
特に葵橋以北はすばらしい桜の並木がございます。鴨川の流れと桜並木が背景の京都の山々に映え、下手な名所よりよほどお勧めです。
大半は染井吉野ですが、北大路から北山通間(植物園沿い)のなからぎの道は紅枝垂れ桜の並木が見事です。
夜は花見をしている大学生で一杯ですが、北山まで来たら上賀茂神社や着物の「愛染倉さん」の裏山の桜も綺麗です。上賀茂神社は「すぐき」で大変有名なお漬け物屋さんや焼き餅の神馬堂さんも近くです。